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四代目 司法書士 菱田陽介

 

 

楽しく出勤する父の姿。子ども心に「仕事が楽しそう」と思っていた。

 

私は曽祖父、祖父、父が代々、司法書士を継ぐ家に生まれました。

現在、四代目として、日々、司法書士業務を行っております。

とはいえ、継ぐにあたってもちょっとした決心が必要でした。

その経緯をお話しします。

 

子どもの頃、父の仕事が何なのか、実は全く知りませんでした。

まあ、大人でも司法書士という仕事はよく分からないものですが…。

 

大田区の入新井第一小学校に通っており、

当時は、小学校の目の前に祖父と父が経営する事務所がありました。

「おじいちゃんとお父さんが、ここで働いているんだ!」

「僕も、将来ここに行くのかな」という程度の認識。

放課後、事務所にランドセルを置いて公園に遊びに出かけるなど、

まるで自宅のように使っていたものです。

 

父は、家では仕事の話は一切せず、一言も愚痴を言わない人。

いつも「いってきます」と朗らかに出勤する姿が印象的で、

その背中を見て、

「おじいちゃんといっしょにしている仕事が楽しいのかな」

と思っていました。

 

大学時代に「継がなかったら、一生後悔する」と決意

 

子どものときから社会科が好きで、中学・高校になって、

歴史、政治経済、世界史など社会的なことに興味を持ちました。

 

将来、もし司法書士という道を選ぶなら、

法学部に伝統がある大学に通っていた方がよいと思い、

明治大学法学部に進学。

父からは「司法書士になれ」と、一度も言われなかったのですが。

 

大学3年になって、将来のキャリアのことを考え始めます。

専門家になりたい、何かに特化したスペシャリストとして

社会で役立つ人間になりたいと思うくらいで、

家業を継ぐという意識は、あまり強くもっていませんでした。

 

ですが、ふと思ったのです。

「父は何も言わないけれど、もちろん継いだ方が喜ぶに違いない。

もし、自分が司法書士ではない職業について、

後年、父から『実は、継いでほしかった』と言われたとしたら、どう思うだろう?

僕はきっと、父の願いを果たさなかったことを、一生、悔やむことになる…」

父の寂しそうな表情が脳裏をよぎります。

「後悔はしたくない。いや、なによりも父に喜んでもらいたい」

自分の本心に気づくことで、四代目を継ぐ気持ちが固まりました。

 

それなら早いうちに資格を取った方がよいと、

就職はせずに試験勉強に打ち込み、司法書士の資格を取得しました。

都内にある別の司法書士事務所でお世話になった後に、

「菱田司法書士事務所」に移り、現在に至ります。

 

 

言葉数は多くはないけれど、本質を伝えてくる父

 

職場において、父は事細かに教えるというよりも、

自分の後ろ姿を見て学べというタイプ。

司法書士制度の研究家でもあるので、

勉強会での深い話を教えてくれたり、文献のコピーをくれたりと

司法書士の神髄を伝えようという姿勢にあふれています。

私に、専門家としての本質を深めてほしいと思っているのでしょう。

 

相続、遺言、不動産、財産管理などの相談は、

専門的な法律知識が必要です。

私たちにとって法律の話は日常ですが、

お客様にとっては初めてのことが多いもの。

相談に訪れるお客様の中には、緊張して、

言いたいことを言えない方もいらっしゃいます。

 

父は、専門知識をふりかざして、

機械的に「これこれこうだから、こうしましょう」

という説明はしません。

お客様の気持ちをけして置きざりにせず、どんな話も真摯に受け止め、

問題解決へと一歩一歩導いていきます。

 

司法書士として前線に立って、37年目となる父。

蓄積された知識や経験の厚み、安心感のある雰囲気、

問題解決の的確さに触れるにつけ、

「もっともっと腕を磨こう」と刺激を受けます。

ここだけの話、私は法律家としての父を尊敬しています。

 

一朝一夕では真似できませんが、

「どうしたら、この圧倒的な信頼感を得られるようになるだろう?」と

日々精進している最中です。

ときどき、父を食事に誘って、仕事や人生の話をするんです。

子どもの方から積極的にいかないと、と思って…ね。

 

 

司法書士は、心理カウンセラーや住職に似ている

 

仕事をしていて、いちばんやりがいを感じるのは、

相談に来られたお客様の不安が解消し、

ホッと安心されて笑顔になった瞬間。

 

27歳で司法書士として独立しましたが、

当時、そんな若さでも、

お客様の役に立てたことが

とてもうれしかったのを覚えています。

 

歴史的な話をすると、

司法書士が職業として生まれたのは、明治新政府の誕生から。

外国の司法制度が取り入れられ、

江戸時代のお白洲と呼ばれる奉行所が、裁判所に変わりました。

 

当時、読み書きが充分にできる人が少なかったこともあり、

市民が裁判所に訴状を提出するにあたり、

訴状の作成をする代書人が生まれたのです。

この代書人が、現在の司法書士。

 

司法書士は、市民が身近に法律のことを相談できる存在のため、

「街の法律家」と呼ばれ、

市民の権利、財産、人権を守る立場にあります。

 

お客様の権利、財産、人権を守り、

本当の気持ちを打ち明けてもらいながら、

問題解決に向けて、ともに進んでいく。

 

ある意味、心理カウンセラーやお寺の住職に

似ているでしょうか。

 

だからこそ、

人間に対しての本質的な理解が欠かせないと

思っています。

 

 

剣道、時代小説、ピアノ。

心のバランスを整えることも大切に

 

仕事に全力投球の毎日ですが、

きちんと休息をとることも大事にしています。

小学校時代から習っている剣道は、

少なくとも週1回は道場に通い、真剣勝負!

上を目指して、強くなりたい…という気持ちは変わりません。

 

剣術ものが好き、江戸時代の庶民の話が好きということもあり、

山本一力さん、浅田次郎さん、池波正太郎さんの時代小説をよく読みます。

山本さんの「あかね空」「研ぎ師太吉」は商売人ごとに描かれるストーリーがいいし、

浅田さんの「天切り松 闇がたり」シリーズは大正の盗賊の話ですが、

義理と人情の話が粋でカッコイイ!

 

以前、ピアノを習っていて、大学生のときは

ショパンの「ノクターン 第2番」や「幻想即興曲」を弾いていました。

今はもっぱら聞く専門で、クラシックのコンサートに出かけます。

いい音楽、いい音を聞くと心が豊かになりますね。

こういう時間も大切。

心のバランスを整えることが、仕事にもよい影響を与えていきますから。

 

 

大森をはじめ大田区で、社会貢献をしていきたい

 

司法書士は、法律に詳しいだけでなく、 人の気持ちや存在を大切にする仕事。

日本は高齢化社会になり

相続、遺言、不動産などの問題は

誰もが関わる身近なものになっています。

 

「菱田司法書士事務所」では、

80年以上、大森をはじめ大田区の方の相談に関わってきました。

これからも、父とともに

地域の皆様の人権や権利を守っていくことで

社会貢献を果たしていきたいと考えています。

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